コンテンツ自体に情報アーキテクチャが埋め込まれていることがよくあります。サイトのメインページ上にあるナビゲーションのオプション以外には、あまり情報アーキテクチャはなさそうに見えますが、実際にはあることが往々にしてあります。例えば、料理関係のサイトを考えてみてください。まず、レシピ自体はとてもはっきり表されている場合が多いです。料理のタイトルが1番上にあり、材料のリスト、その後に作り方の手順、更に何人分かが書かれているでしょう。この情報は「chunked (チャンク化されている)」なので、サブタイトルがなくても何が何を表しているのかわかるようになっています。チャンキングは検索とブラウジングの手助けにもなるのです。例えば、ユーザーは「recipe titles (レシピ集)」のチャンクでソルティードックを探し、このレシピを手に入れられるでしょう。これらのチャンクは非常に理にかなった順番で並んでいることが多いです。結局、飲み物を作る前にまず知りたいのは材料でしょう。チャンクの定義、置き場所、チャンク間にあるリンクのおかげで「これは何についてのコンテンツか」と「どうやって見つけたり、関連する内容を見たり、他へ行けるのか」が分かりやすくなっています。このように、情報アーキテクチャがどこにあるかは、よく見れば分かるようになっている場合が多いです。たとえコンテンツの中に埋まっていたとしても、実際、検索とブラウジングをサポートすることで、コンテンツに内在している構造によってユーザーの質問に対する答えが表面化します。これをボトムアップ型の情報アーキテクチャと言います。