WEB制作の発注者の依頼に応じて提案内容を固めていく上で、プロジェクトを完遂した際に得たい成果物と、その成果物を通して得たい成果が何なのかをはっきりさせておいたほうがいいでしょう。現状把握と現状分析をすることで発注者が目指したいゴール地点と今時点での課題、問題点、それまでにすべきことなどのギャップを把握して、成果物の品質を見極める必要があると思います。

 現状を把握していないと、見積もりやタスクを作成するのは難しいと思います。提案をまとめるためにはその範囲を決めるだけでなく、プロジェクトに着手する前に現状を把握して、分析する過程が大事だと思います。現状把握や現状分析を行うのは、発注者だけでなく制作者側にかかる実際のコストと、これから始まるプロジェクトの理解、制作物の品質の見極めを共有することができるので、大事だと思います。提案書作成前に発注者のサービスについて感想を上げたり、競合WEB制作会社などとWEBサイト自体の比較したりチェックしたりすることもあると思います。こういうところから与件の整理と現状分析をし、WEB制作の提案書を作ることが、WEB制作案件獲得につながると思います。

 ちなみに、現状把握現状分析と、与件整理の違いは与件整理が発注者からのお題や目的、ゴール地点であるのに対して現状分析が今の時点でどうするべきか、どれだけの費用がかかるか、どんな問題があるかなどの開始地点を指しています。特に現状把握は発注者のビジネススタイルや、これから着手するWEB制作を取り巻く環境を、検索エンジンや新聞、書籍や今まで制作会社として行ってきたノウハウなどを駆使して積極的の情報収集すると、スムーズに進められると思います。